ロビンソン漂流記(新潮文庫)
新潮文庫
イギリス文学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ロビンソンヒョウリュウキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-201701-2
紙書籍ISBN:978-4-10-201701-2
子供の頃に読んだ話とまったく違う――。ロビンソンを支え続けたものは? 壮大なオトナの冒険小説!
難船し、ひとり無人島に流れついた船乗りロビンソン・クルーソーは、絶望と不安に負けず、新しい生活をはじめる。木材をあつめて小屋を建て、鳥や獣を捕って食糧とし、忠僕フライデーを得て、困難を乗りきってゆく。社会から不意に切り離された人間が、孤独と闘いながら、神の摂理を信じ、堅実な努力をつづけてゆく姿を、リアリスティックに描いたデフォーの冒険小説である。
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ダニエル・デフォー(Defoe,Daniel) プロフィール
(1660-1731)ロンドンに生れる。メリヤス商、煉瓦製造業、税務吏などの職を転々とした後、国教会を冷罵する論文を書いて投獄された。出獄後、雑誌を発行してジャーナリストとして活躍。1719年、59歳にして初めての小説『ロビンソン・クルーソー』を発表。大評判となり、以降、『疫病流行記』『ロクサーナ』等、数々の傑作を著した。
この著者の書籍
吉田健一(ヨシダ・ケンイチ) プロフィール
(1912-1977)ケンブリッジ大学中退。ポー、ヴァレリー等の翻訳の他、『英国の文学』『文学概論』『乞食王子』等の優れた批評、随筆で知られる。