ヘタウマな愛(新潮文庫)
新潮文庫
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヘタウマナアイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120296-9
紙書籍ISBN:978-4-10-120296-9
エビスさんが、人生で一番泣いた日――。30年間連れ添った妻との別れ。感涙の回想記。
遺影となった女房が微笑んでいる。俺は涙を止められなかった――。郷里の長崎で知り合った俺と女房は東京で再会。初デート、同棲時代、結婚生活、漫画家デビュー、芸能活動、賭け麻雀で逮捕……。いつも傍で支えてくれた女房のいない毎日が、こんなに淋しいなんて。ひとりぼっちじゃ生きられんから、新しい嫁さんが欲しい……。自由人・蛭子能収が綴る前妻との30年。感涙の回想記。
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蛭子能収(エビス・ヨシカズ) プロフィール
1947(昭和22)年生れ。長崎県出身。漫画家、タレント。長崎商業高校卒業後、地元の看板屋に就職。1970年に上京し、チリ紙交換やダスキンのセールスマンとして働きつつ、漫画家を目指す。1973年、漫画雑誌「ガロ」に『パチンコ』が掲載され漫画家デビュー。1980年、33歳で漫画家専業に。ヘタウマな作風が人気を博す。1980年代後半からはタレントとしても活躍。テレビ番組に欠かせない存在となる。主な著書に『蛭子能収コレクション』『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語』『蛭子能収のゆるゆる人生相談』などがある。