オリエント世界はなぜ崩壊したか―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智―(新潮選書)
新潮選書
西洋史
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作品カナ:オリエントセカイハナゼホウカイシタカイギョウカスルイスラムトワスレラレタキョウゾンノエイチシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603790-0
紙書籍ISBN:978-4-10-603790-0
中東情勢を「そもそもの歴史」から見つめ直せば、私たちの進むべき道が見えてくる。
メソポタミア文明から現代まで。〈中東=オリエント〉が辿った長大な道を知った時、きっと気付くであろう、かの地の人々が争いの中に必ず和平の「叡智」を生み出していたことを――。いまだ止まないテロと戦争。複雑に絡み合う民族と宗教、領土と資源。人類に突き付けられた「最大の難題」を根源から理解するための歴史大河。
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宮田律(ミヤタ・オサム) プロフィール
1955(昭和30)年山梨県生まれ。現代イスラム研究センター理事長。1983年、慶應大学大学院文学研究科史学専攻修了。UCLA大学院修士課程(歴史学)修了。専門は現代イスラム政治研究、イラン政治史。『現代イスラムの潮流』『中東 迷走の百年史』など著書多数。