鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)
新潮文庫nex
ライトノベル
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カギノカカッタヘヤイツツノミッシツシンチョウブンコネックス
紙書籍ISBN:978-4-10-180136-0
紙書籍ISBN:978-4-10-180136-0
密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。
これが、トリックです。本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に、超豪華作家陣が挑戦! 鍵と糸――同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり……。5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。
購入サイト
似鳥鶏(ニタドリ・ケイ) プロフィール
1981(昭和56)年、千葉県生れ。2006(平成18)年『理由あって冬に出る』で鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー。著書に「戦力外捜査官」シリーズなどがある。
この著者の書籍
友井羊(トモイ・ヒツジ) プロフィール
1981年、群馬県生れ。『僕はお父さんを訴えます』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞、2012年デビュー。他の著書に、「さえこ照ラス」シリーズ、「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズなどがある。
この著者の書籍
彩瀬まる(アヤセ・マル) プロフィール
1986(昭和61)年、千葉県生れ。上智大学文学部卒。2010(平成22)年「花に眩む」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。2017年に『くちなし』で、2021(令和3)年に『新しい星』で直木賞候補となる。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『桜の下で待っている』『やがて海へと届く』『朝が来るまでそばにいる』『草原のサーカス』『かんむり』など。2023年には『花に埋もれる』所収の短編「ふるえる」がイギリスの老舗文芸誌「GRANTA」に掲載、『森があふれる』の英語版が出版されるなど海外でも高い評価を受ける。小説の他に東日本大震災被災記『暗い夜、星を数えて』がある。
この著者の書籍
芦沢央(アシザワ・ヨウ) プロフィール
1984(昭和59)年、東京生れ。千葉大学文学部卒業。2012(平成24)年『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2018年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、2021(令和3)年『神の悪手』でほん夕メ文学賞(たくみ部門)、2022年、同書で将棋ペンクラブ大賞優秀賞(文芸部門)、2023年『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。ほかの著書に『許されようとは思いません』『汚れた手をそこで拭かない』などがある。
この著者の書籍
島田荘司(シマダ・ソウジ) プロフィール
1948(昭和23)年、広島県生れ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』でデビュー。以後、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』などの「御手洗潔」シリーズ、『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』などの「吉敷竹史」シリーズを中心に、人気作品を多数生み出し、本格ミステリーの旗手として不動の地位を築く。「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」等を主宰し、新人発掘にも尽力している。著書に『21世紀本格宣言』『写楽 閉じた国の幻』『ゴーグル男の怪』『御手洗潔の追憶』『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』『ロシア幽霊軍艦事件』『新しい十五匹のネズミのフライ ジョン・H・ワトソンの冒険』『鳥居の密室 世界にただひとりのサンタクロース』など多数。