アメリカ最後の実験(新潮文庫)

宮内悠介/著
配信開始日: 2019/01/18
価格:605円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アメリカサイゴノジッケンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121541-9
音楽バトル×ミステリー、エンタメ×純文学、SF×青春! 宮内悠介を読むならコレだ!
音楽家の父を探すため、アメリカの難関音楽学校を受験した脩。癖のある受験生や型破りな試験に対峙する中、会場で「アメリカ最初の実験」と謎のメッセージが残された殺人事件が発生。やがて第二、第三と全米へ連鎖していくその事件に巻き込まれた脩は、かつて父と仲間が音楽によって果たそうとした夢こそが事件に深く関わっていたと知る。気鋭の作家が描く全く新しい音楽小説、ここに誕生!(解説・吉田隆一)

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宮内悠介(ミヤウチ・ユウスケ) プロフィール

1979(昭和54)年東京生れ。1992(平成4)年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2012年の単行本デビュー作『盤上の夜』は直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞。2013年、『ヨハネスブルグの天使たち』も直木賞候補となり、日本SF大賞特別賞を受賞した。同年に「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。2016年、『アメリカ最後の実験』が山本周五郎賞候補になる。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞、前年芥川賞候補となった『カブールの園』で三島由紀夫賞を受賞した。同年、『あとは野となれ大和撫子』は直木賞候補に、「ディレイ・エフェクト」は芥川賞候補に選ばれた。エンタメ、純文学の双方からその才能を注目される作家の一人である。

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