千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン―(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
産業
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作品カナ:センネンハタライテキマシタシニセキギョウタイコクニッポンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121516-7
紙書籍ISBN:978-4-10-121516-7
潰れない会社には哲学がある。全国の老舗製造業を訪ね、持続の秘密と企業哲学を探る傑作。
携帯電話に詰め込まれた老舗の技術を知っていますか? 折り曲げ部分には創業三百年の京都の金属箔粉屋の、マナーモードは日本橋の元両替商の、心臓部の人工水晶は明治創業の企業の技術が関わっています。時代の波をのりこえ、老舗はなぜ生き残れたのか。本分を守りつつ挑戦する精神、社会貢献の意志、「丹精」という価値観。潰れない会社のシンプルで奥深い哲学を探る、企業人必読の一冊!(対談・中沢孝夫)
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野村進(ノムラ・ススム) プロフィール
1956(昭和31)年東京生れ。ノンフィクションライター。拓殖大学国際学部教授。在日コリアンの世界を描いた『コリアン世界の旅』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞受賞。『アジア 新しい物語』でアジア太平洋賞受賞。主な著書に、『フィリピン新人民軍従軍記』『救急精神病棟』『脳を知りたい!』『アジア定住』『海の果ての祖国』『日本領サイパン島の一万日』『島国チャイニーズ』『千年企業の大逆転』『解放老人』『調べる技術・書く技術』『千年、働いてきました』など多数。