墓が語る江戸の真実(新潮新書)

岡崎守恭/著
配信開始日: 2018/10/26
価格:814円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般 日本史 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ハカガカタルエドノシンジツシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610786-3
墓は知っている。春日局の執念、お由羅騒動の真相、家光兄弟の確執、越前家始祖の本心――。江戸時代の愛憎と恩讐の物語10篇。
なぜそこにあるのか、誰が建てたのか、並び方の意味は……。墓は歴史を知り、その真実を浮かび上がらせる。悪女と恨まれた側室と藩主の絆(鹿児島・福昌寺)、後継ぎの兄よりも弟の自分を愛してくれた母への強い思い(高野山奥の院)、死後も将軍家を見守ろうとした乳母の執念(湯島麟祥院)、百万石の安泰をもたらした不遇の兄への気配り(金沢・野田山墓地)……。墓が語る、江戸時代の愛憎と恩讐の物語十話。

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岡崎守恭(オカザキ・モリヤス) プロフィール

1951(昭和26)年東京都生まれ。早稲田大学人文科卒業。日本経済新聞社入社、北京支局長、政治部長、編集局長(大阪本社)などを歴任。歴史エッセイストとして、国内政治、日本歴史、現代中国をテーマに執筆、講演活動中。著書に『自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影』。

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