子供の死を祈る親たち(新潮文庫)

押川剛/著
配信開始日: 2017/08/09
価格:737円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般
作品カナ:コドモノシヲイノルオヤタチシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-126762-3
親を奴隷扱いする息子、薬と性具に狂う娘……。親の何が子の心を潰してしまったのか。
親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、自殺すると脅して親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなった娘。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の強烈な学歴信仰だった……。数々の実例からどのような子育てが子供の心を潰すのかを徹底的に探る。現代日本の抱える病巣を抉る一冊。

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押川剛(オシカワ・タケシ) プロフィール

1968年生まれ。福岡県北九州市出身。ジャーナリスト・ノンフィクション作家・株式会社トキワ精神保健事務所所長。専修大学中退、北九州市立大学卒。1996年、“説得”による「精神障害者移送サービス」を日本で初めて創始。移送後の自立・就労支援にも携わる。その活動は国内外から注目を浴び、ドキュメンタリーが多数放映される。著書に『子供部屋に入れない親たち』『「子供を殺してください」という親たち』『子供の死を祈る親たち』など。

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