眠れぬ夜のために―1967-2018 五百余の言葉―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ネムレヌヨルノタメニセンキュウヒャクロクジュウナナネンニセンジュウハチネンゴヒャクヨノコトバシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610790-0
紙書籍ISBN:978-4-10-610790-0
『青春の門』『風に吹かれて』『かもめのジョナサン』『大河の一滴』『親鸞』『流されゆく日々』……著作150余から厳選。半世紀の思索を紡ぐ。初の箴言集。
めまぐるしく転変する、先の読めない時代。人はしばしば世の不条理と人生の浮き沈みに眠れぬ夜を過ごす。だが、どんな時代でも人の苦しみの総量は変わらない、と著者は言う。とらわれ過ぎず、そしてよく目を凝らし、口笛を吹きつつ闇の中を歩いていこう。やがて訪れる夜明けを待ちながら――。時代、歴史、物語、愛、人生など様々なテーマをめぐり、半世紀にわたる思索から紡ぎ出された初の箴言集。
購入サイト
五木寛之(イツキ・ヒロユキ) プロフィール
1932(昭和7)年、福岡県生れ。1947年に北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科に学ぶ。1966年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、1976年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。著書は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』『親鸞』『大河の一滴』『他力』『孤独のすすめ』『マサカの時代』『こころの散歩』『背進の思想』『捨てない生きかた』など多数。バック『かもめのジョナサン』など訳書もある。