南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経(新潮新書)

平岡聡/著
配信開始日: 2019/03/22
価格:814円(税込)
新潮新書
宗教 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ナムアミダブツトナムミョウホウレンゲキョウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610807-5
法然、日蓮、両者の生涯と教えを徹底比較。日本仏教の真髄がここにある!
その「十三文字」が日本仏教を大きく変えた――。「南無阿弥陀仏」と称えれば、どんな人間でも往生できると説いた法然。「南無妙法蓮華経」と唱えれば、その身のまま成仏できると説いた日蓮。末法の世に生まれた二人は、迷い悩む衆生を等しく救うべく、独創的な仏教をつくりあげた。念仏と唱題の違い、社会に与えた衝撃、“犬猿の仲”の理由など、今なお生きる両者の教えを比較すれば、日本仏教の奥深さと真髄が見えてくる。

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平岡聡(ヒラオカ・サトシ) プロフィール

1960(昭和35)年京都市生まれ。京都文教大学教授。浄土宗僧侶。専門は仏教学。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。著書に『ブッダと法然』『南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経』『親鸞と道元』『なぜ仏教は多様化するのか』『理想的な利他』など。

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