犬神館の殺人(新潮文庫nex)

月原渉/著
配信開始日: 2019/10/04
価格:605円(税込)
新潮文庫nex
ライトノベル
作品カナ:イヌガミカンノサツジンシンチョウブンコネックス
シリーズ名: 使用人探偵シズカ
紙書籍ISBN:978-4-10-180168-1
あなたは、わたしになる。密室こそが、救いだから。
その死体は、三重の密室の最奥に立っていた。異様な形で凍りついたまま……。そのとき犬神館では、奇怪な《犬の儀式》が行われていた。密室のすべての戸に、ギロチンが仕込まれ、儀式の参加者は自分の首を賭けて、“人間鍵”となる。鍵を開けるには、殺さねばならない。究極の密室論理(ロジック)。これは三年前に発生した事件の再現なのか。犯人からの不敵な挑戦状なのか。瞠目のミステリー。

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月原渉(ツキハラ・ワタル) プロフィール

1978(昭和53)年神奈川県生れ。2010(平成22)年、『太陽が死んだ夜』で鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。他に『世界が終わる灯』『月光蝶―NCIS特別捜査官―』『使用人探偵シズカ―横濱異人館殺人事件―』『首無館の殺人』『犬神館の殺人』『鏡館の殺人』『炎舞館の殺人』『九龍城の殺人』『すべてはエマのために』『火祭りの巫女』『オスプレイ殺人事件』などがある。個性的な作品を発表し続けるミステリの新鋭。日本推理作家協会会員。

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