ドル・人民元・リブラ―通貨でわかる世界経済―(新潮新書)

中條誠一/著
配信開始日: 2019/11/22
価格:792円(税込)
新潮新書
経済 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ドルジンミンゲンリブラツウカデワカルセカイケイザイシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610837-2
円はなぜ買われるの? リブラは実現するの? ドルvs.人民元の攻防から仮想通貨の最新事情まで。
一言でいえばこうだ。ドル=経済をカジノ化させた主犯。ユーロ=期待を裏切り存在感は限定的。人民元=昇竜に立ちはだかる国際化の壁。リブラ=可能性と危険性を孕む「夢の通貨」。円=黄昏を越え輝きを取り戻せるか。物の取引のツールだったはずのお金(通貨)が、逆に経済全体を動かすようになってしまった現在。主役としての通貨を理解することで、一見複雑怪奇な世界経済の構造が、すっきりわかるようになる。

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中條誠一(ナカジョウ・セイイチ) プロフィール

1949年新潟県生まれ。中央大学名誉教授。中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。約11年間の商社(日商岩井)勤務を経て、大阪市立大学助教授・教授。1996年から2019年まで中央大学教授。商学博士(大阪市立大学)。『人民元は覇権を握るか』など著書多数。

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