国家・企業・通貨―グローバリズムの不都合な未来―(新潮選書)
新潮選書
ノンフィクション一般
経済
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作品カナ:コッカキギョウツウカグローバリズムノフツゴウナミライシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603852-5
紙書籍ISBN:978-4-10-603852-5
中間層が喰われる! 世界で進む「戦慄のシナリオ」とは――。
19世紀に誕生した国民国家・株式会社・中央銀行の3点セット。しかし、資本移動を伴うグローバリズムと、AIやブロックチェーンなどのテクノロジーが、3者のバランスを突き崩し、中間層を蝕み始めた。超低金利、株主優遇、財政赤字、タックスヘイブン、GAFA、リブラ、MMT……悪循環に陥った資本主義を再生する道を探る。
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岩村充(イワムラ・ミツル) プロフィール
1950年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。日本銀行企画局兼信用機構局参事を経て、1998年より早稲田大学教授(現職は早稲田大学大学院経営管理研究科教授)。著書に『貨幣進化論 「成長なき時代」の通貨システム』『中央銀行が終わる日 ビットコインと通貨の未来』(いずれも新潮選書)、『金融政策に未来はあるか』(岩波新書)など。