人間の品性(新潮新書)
新潮新書
哲学・思想
エッセイ・随筆
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作品カナ:ニンゲンノヒンセイシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610858-7
紙書籍ISBN:978-4-10-610858-7
優しさだけでは駄目。勁(つよ)さが必要なのです。
人間としての正確な品性こそが、その人の土台となる――「臈(ろう)たけた」という古き良き表現から、日本ならではの品性を考察し、最後の朝鮮王朝皇太子妃・李方子、永六輔、小沢昭一、岸田今日子ら、品性ある人々との交流を振り返る。「デパートには行かない」「二日続けて同じ服は着ない」等、身だしなみのコツや日常の過ごし方、そして「恋」と「恋のようなもの」の大切さを説く。下重暁子の流儀のすべて。
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下重暁子(シモジュウ・アキコ) プロフィール
1936年生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、NHKにアナウンサーとして入局。民放キャスターを経て文筆業に。著書に『家族という病』『極上の孤独』など多数。