球道恋々(新潮文庫)

木内昇/著
配信開始日: 2020/06/19
価格:1,100円(税込)
新潮文庫
文芸一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:キュウドウレンレンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-101881-2
日ハム・栗山監督が「感動した! 勇気と前進力が欲しい方、必読です」と大熱狂、痛快野球小説!
弱体化した母校・一高野球部の窮地に、コーチを託された宮本銀平。現役時分は万年補欠、今はしがない文具業界紙の編輯長ながら、宿敵の三高、資金潤沢な早慶らとの対戦を重ね、自身の野球熱も再燃していく。やがて人気作家・押川春浪のティーム「天狗倶楽部」にも引き込まれるが、折しも大新聞による「野球害毒論」の波が押し寄せて……。明治野球の熱狂と人生の喜びを鮮やかに綴る、痛快長編。(解説・北上次郎)

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木内昇(キウチ・ノボリ) プロフィール

1967(昭和42)年、東京生れ。出版社勤務を経て独立し、インタビュー誌「Spotting」を創刊。2004(平成16)年『新選組幕末の青嵐』で小説家デビュー。2008年に刊行した『茗荷谷の猫』で話題となり、翌年、早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。2011年に『漂砂のうたう』で直木賞を、2014年に『櫛挽道守』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞した。他の作品に『笑い三年、泣き三月。』『ある男』『よこまち余話』『光炎の人』『球道恋々』『火影に咲く』『化物蝋燭』『万波を翔る』『占(うら)』『剛心』など。

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