自衛隊失格―私が「特殊部隊」を去った理由―(新潮文庫)

伊藤祐靖/著
配信開始日: 2021/05/28
価格:649円(税込)
新潮文庫
ノンフィクション一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ジエイタイシッカクワタシガトクシュブタイヲサッタワケシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-102961-0
北朝鮮工作船から拉致被害者を奪還できるのか。元自衛隊特殊部隊員が明かす国防の真実。
戦前生れの厳格な祖母から「女々しいことをするくらいなら死を選べ」と言い渡されて入隊した海上自衛隊。イージス艦「みょうこう」の航海長だった’99年、人生が一変する。能登半島沖で北朝鮮工作船と対峙したのだ。一触即発の事件を機に防衛庁初、特殊部隊の創設に関わることになる。日本人の奪還という迫り来る使命の為に全精力を傾けた8年間。『邦人奪還』の著者が本気(マジ)で明かす国防の真実。(解説・かわぐちかいじ)

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伊藤祐靖(イトウ・スケヤス) プロフィール

1964(昭和39)年、東京都生れ。日本体育大学卒業後、海上自衛隊入隊(2士)。防大指導官、「たちかぜ」砲術長等を歴任。イージス艦「みょうこう」航海長時に遭遇した能登半島沖不審船事案を契機に、自衛隊初の特殊部隊である特別警備隊の創設に関わり、創隊以降6年間先任小隊長を務める。2007(平成19)年に中途退職(2佐)後、拠点を海外に移し、各国の警察、軍隊などで訓練指導を行う。著書に『国のために死ねるか』『自衛隊失格』『邦人奪還』などがある。

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