八本目の槍(新潮文庫)

今村翔吾/著
配信開始日: 2022/04/26
価格:880円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ハチホンメノヤリシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-103941-1
直木賞作家が熱い思いをこめて描ききった渾身の傑作! 新しい石田三成像がここにある。
石田三成とは、何者だったのか。加藤清正、片桐且元、福島正則ら盟友「七本槍」だけが知る真の姿とは……。「戦を止める方策」や「泰平の世の武士のあるべき姿」を考え、「女も働く世」を予見し、徳川家に途方もない〈経済戦〉を仕掛けようとした男。誰よりも、新しい世を望み、理と友情を信じ、この国の形を思い続けた熱き武将を、感銘深く描き出す正統派歴史小説。吉川英治文学新人賞受賞。(解説・縄田一男)

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今村翔吾(イマムラ・ショウゴ) プロフィール

1984年、京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。同作で歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。2018年「童神」(刊行時『童の神』と改題)で角川春樹小説賞を受賞。2020年『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞、『じんかん』で山田風太郎賞、2021年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで吉川英治文庫賞、2022年『塞王の楯』で直木三十五賞を受賞。他の著書に「くらまし屋稼業」シリーズ、「イクサガミ」シリーズ、『幸村を討て』、『茜唄』、『海を破る者』などがある。

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