秀吉を討て―薩摩・明・家康の密約―(新潮新書)

松尾千歳/著
配信開始日: 2022/08/18
価格:858円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般 日本史 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヒデヨシヲウテサツマミンイエヤスノミツヤクシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610964-5
朝鮮出兵のさなか、大国・明と薩摩、家康は、秀吉排除に向けて意を通じ、密かに策を練っていた。
大国・明と薩摩、家康が秀吉排除に向けて意を通じていた――。関ヶ原の戦いの後、敗れた西軍の武将には極めて厳しい沙汰が下されたが、島津氏はなぜか所領を安堵され、この異例の優遇は大きな謎とされてきた。だが、最新史料を詳細に分析した結果、朝鮮出兵の最中、島津氏と明が太閤秀吉打倒へ向けて連絡を取り合い、その企てに家康も関与していた可能性が高いことがわかってきた。戦国の興亡史を塗り替える歴史考証。

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松尾千歳(マツオ・チトシ) プロフィール

1960(昭和35)年福岡県生まれ。鹿児島大学法文学部卒業。尚古集成館館長、鹿児島大学非常勤講師、鹿児島国際大学非常勤講師。著書に『西郷隆盛と薩摩』『島津斉彬』『島津家おもしろ歴史館』、共著に『鹿児島県の歴史』『海洋国家薩摩』『島津斉彬の挑戦』など。

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