アーカイブ二人のクラウゼヴィッツ（新潮文庫）
新潮文庫
文芸一般
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作品カナ：フタリノクラウゼヴィッツシンチョウブンコ
紙書籍ISBN：978-4-10-101673-3
紙書籍ISBN：978-4-10-101673-3
『戦争論』は、聡明な妻なくして生まれなかった！ 名著誕生の舞台裏を描く画期的小説！
ナポレオン戦争も終結し、士官学校校長となったクラウゼヴィッツ。取り組んだのは『戦争論』の執筆だった。宮廷女官長を務めた聡明な妻マリーに、六つの戦場を語っていく――。見えてくる戦争の変貌と軍事の要諦。国民皆兵制か傭兵か、制限戦争か絶対戦争か……。戦争について問い続けた夫と、理解者だった妻。二人で成し遂げた〈名著誕生〉の舞台裏を描く画期的小説。『フラウの戦争論』改題。（解説・佐藤賢一 ）
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霧島兵庫（キリシマ・ヒョウゴ） プロフィール
1975（昭和50）年生れ。著書に『甲州赤鬼伝』『信長を生んだ男』『フラウの戦争論』『静かなる太陽』がある。
