信長を生んだ男(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
作品カナ:ノブナガヲウンダオトコシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-101672-6
紙書籍ISBN:978-4-10-101672-6
兄信長を「非情」にし内紛が絶えない織田家を〈最強軍団〉にしたのは、弟信行だった!
兄が猛虎になるなら、己は支える龍となる――。大うつけと蔑まれる信長のなかに、弟信行が見出した比類なき強者の資質と、猛虎の意志。だが真の覇者となるには、何かが決定的に欠けていた。兄の弱さに気づいた信行は、密かに身命を賭けた策に出る。すべては兄のために。信長の正室帰蝶を巻き込んで、信行最後の大勝負が始まった……。定説を覆し、誰も描かなかった歴史の真実を掴む傑作。(解説・大矢博子)
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霧島兵庫(キリシマ・ヒョウゴ) プロフィール
1975(昭和50)年生れ。著書に『甲州赤鬼伝』『信長を生んだ男』『フラウの戦争論』『静かなる太陽』がある。