アーカイブぼけますから、よろしくお願いします。（新潮文庫）
新潮文庫
ノンフィクション一般
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作品カナ：ボケマスカラヨロシクオネガイシマスシンチョウブンコ
シリーズ名： ぼけますから、よろしくお願いします。
紙書籍ISBN：978-4-10-104221-3
シリーズ名： ぼけますから、よろしくお願いします。
紙書籍ISBN：978-4-10-104221-3
母85歳、認知症。父93歳、耳が遠い。娘が見つめた老老介護の現実と家族の深く優しい絆。
「今年はぼけますから、よろしくお願いします」広島県呉市。87歳の正月、母は娘に突然宣言した。その言葉通り徐々に変わっていく母。「私はばかになったんじゃわ」と繰り返し「迷惑になるけん、もう死にたい」と喚く母を「誰でも年とりゃあ、おかしゅうなるわいのう」と励まし支えたのは96歳の父だった――。老老介護の現実と互いを思いやる家族の愛情、深く優しい夫婦の絆を綴る感動の記録。
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信友直子（ノブトモ・ナオコ） プロフィール
1961（昭和36）年、広島生れ。映像作家。東京大学文学部卒。2009（平成21）年、自らの乳癌の闘病記録である『おっぱいと東京タワー～私の乳がん日記』でニューヨークフェスティバル銀賞、ギャラクシー賞奨励賞などを受賞。2018年には、初の劇場公開作として両親の老老介護の記録『ぼけますから、よろしくお願いします。』を発表し、令和元年度文化庁映画賞文化記録映画大賞などを受賞。2022（令和4）年には続編『ぼけますから、よろしくお願いします。～おかえりお母さん～』が公開された。著書に『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん』『あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント』がある。
