さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)
新潮文庫nex
ライトノベル
作品カナ:サヨナラノイイカタナンテシラナイ07シンチョウブンコネックス
シリーズ名: さよならの言い方なんて知らない。
紙書籍ISBN:978-4-10-180252-7
シリーズ名: さよならの言い方なんて知らない。
紙書籍ISBN:978-4-10-180252-7
最強が愛したただ一人の、女性。
ウラル。彼女の存在は特別だった。あるいは一般的に、彼女の外見は地味に見えるかもしれない。悲しみも、怒りも、他の感情も、彼女が外に見せることは少ない。だが、それでも。架見崎の最強、月生亘輝にとって彼女だけが、美しかった――。冬間美咲に追い詰められた香屋歩は、起死回生の構想を実行に移す。それは、月生と「七月の架見崎」に関わる秘策だった。償いの青春劇、第7弾。
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河野裕(コウノ・ユタカ) プロフィール
1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。