NHK受信料の研究(新潮新書)
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社会
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作品カナ:エヌエイチケージュシンリョウノケンキュウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610984-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610984-3
受信料導入の「犯人」は吉田茂だった――巨大メディアのタブーに斬り込む刺激的論考。
「NHKの公共性、客観性を保つために受信料は必要だ」――日本人の多くはこんなプロパガンダを信じ込まされている。しかし、世界を見れば広告収入で運営されている公共放送は数多い。実は、戦後の受信料とは、GHQの意向に反して、吉田茂総理と通信官僚らがNHK支配の道具として存続させたものだ。放送法制定に携わったGHQ側の貴重な証言を盛り込みながら、巨大メディアのタブーに斬りこむ刺激的論考。
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有馬哲夫(アリマ・テツオ) プロフィール
1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授(公文書研究)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授。著書に『原発・正力・CIA』『日本人はなぜ自虐的になったのか』など。