もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

角田光代/著、 河野丈洋/著
配信開始日: 2023/11/29
価格:693円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:モウイッパイダケノンデカエロウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-105837-5
好きな店で好きな人と好きなものを食べて飲める幸福。夫婦で綴る「外飲み」エッセイ!
居心地最高な西荻窪の焼鳥屋、喧噪を忘れる新宿の蕎麦屋、朝まで開いている中野の鮨屋に、激辛好きも唸る吉祥寺のラオス・タイ料理店。神田で羊を食べ尽くし、永福町でチーズにとろけ、立石ではしご酒を愉しむ。今日もまた、うまい肴と好きな人との時間をアテに、つい頼んでしまうもう一杯。夫婦で綴る、めくるめく“外飲み”エッセイ! 文庫書き下ろし「乗り越えて釜山(プサン)タコ鍋旅」を収録。

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角田光代(カクタ・ミツヨ) プロフィール

1967(昭和42)年神奈川県生れ。魚座。早稲田大学第一文学部卒業。1990(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞、2006年「ロック母」で川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021(令和3)年『源氏物語』訳で読売文学賞を受賞。著書に『キッドナップ・ツアー』『愛がなんだ』『さがしもの』『くまちゃん』『空の拳』『平凡』『笹の舟で海をわたる』『坂の途中の家』『タラント』『ゆうべの食卓』など多数。

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河野丈洋(コウノ・タケヒロ) プロフィール

1978(昭和53)年生れ。2001(平成13)年、GOING UNDER GROUNDのドラマーとしてデビュー。2009年より劇伴音楽の分野で活動を開始、2015年同バンドを脱退。以後TVドラマや舞台、映画、CM音楽などの作曲を行い、2018年、音楽を担当したドラマ『乱反射』が文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。アーティストへの楽曲提供も行っている。

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