「反・東大」の思想史(新潮選書)
新潮選書
ノンフィクション一般
教育学
作品カナ:ハントウダイノシソウシシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603909-6
紙書籍ISBN:978-4-10-603909-6
「東大こそは諸悪の根源!」――批判者たちの大義名分とは?
国家のエリート養成機関として設立された「東大」。最高学府の一極集中に対し、昂然と反旗を翻した教育者・思想家がいた。慶應義塾、早稲田、京大、一橋、同志社、法律学校や大正自由教育を源流とする私立大学、さらには労働運動家、右翼まで……彼らが掲げた「反・東大」の論理とは? 「学力」とは何かを問う異形の思想史。
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尾原宏之(オハラ・ヒロユキ) プロフィール
1973年、山形県生まれ。甲南大学法学部教授。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務を経て、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学)。専門は日本政治思想史。首都大学東京都市教養学部法学系助教などを経て現職。著書に『大正大震災―忘却された断層』、『軍事と公論―明治元老院の政治思想』、『娯楽番組を創った男―丸山鐵雄と〈サラリーマン表現者〉の誕生』など。