スターの臨終(新潮新書)
新潮新書
伝記・人物伝
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:スターノリンジュウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-611075-7
紙書籍ISBN:978-4-10-611075-7
メメント・モリ――常に死を想えと古人は言った。「板橋のドブ」で死ぬのが理想と語った渥美清、余命1年を宣告されても女優への執念を絶やさなかった川島なお美、葬儀で「幸せな人生だった」と自らの声で語った田中好子、舌がんで入院中も冗談を飛ばしたケーシー高峰……。時代を彩ったスターは死を目前にして、何を思い、生きたのか。自身もがんと闘い、刊行を待たずに他界した著者が綴った、“死に際”の物語。
購入サイト
小泉信一(コイズミ・シンイチ) プロフィール
(1961-2024)1961年、神奈川県生まれ。朝日新聞編集委員。管理職に就かず現場を貫いた全国紙唯一の「大衆文化担当」記者。東京社会部の遊軍記者などを経て、編集委員として連載やコラムを担当。著書に『おーい、寅さん』、『裏昭和史探検』など。2024年10月、がんで死去。