生活

単行本
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:セイカツ
紙書籍ISBN:978-4-10-352273-7
紙書籍ISBN:978-4-10-352273-7
「まるで春の超絶って感じ」1頁先が予測不可能、生活自体を経験する小説。
渋谷の隣、代官山の古い一軒家で父と暮らす椿は二十歳になったばかり。バイト代はほぼ服に費やし、友達に囲まれ、彼女ができたり振られたりの一見刺激的な日々。だがそれはいつまで続くのか。果たして「生活」と言えるのか――文芸の最先端を突き進む作家による、偶然と必然に彩られたジェットコースター・ストーリー。
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町屋良平(マチヤ・リョウヘイ) プロフィール

1983年、東京生まれ。2016年、「青が破れる」で文藝賞を受賞しデビュー。2019年、「1R1分34秒」で芥川龍之介賞を受賞。2022年、『ほんのこども』で野間文芸新人賞を受賞。2024年、「私の批評」で川端康成文学賞を受賞。同年、『生きる演技』で織田作之助賞を受賞。2025年、『私の小説』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著作に『しき』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』など。