独占告白 渡辺恒雄 平成編―日本への遺言―

単行本
政治
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作品カナ:ドクセンコクハクワタナベツネオヘイセイヘンニホンヘノユイゴン
紙書籍ISBN:978-4-10-354882-9
紙書籍ISBN:978-4-10-354882-9
権力の光と影を知り尽くした「最後の大物」は、何を目指していたのか――。
1991年、読売新聞社のトップに上り詰めた渡辺は、前代未聞のスケールで日本社会に影響を与えていく。読売紙上での憲法改正試案の発表、「自自連立」「大連立」をめぐる政局への関与、球界再編での「たかが選手」発言……。権力の中枢における自身の行動とその真意を克明に語る。NHK番組に大幅加筆した書籍化第2弾!
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安井浩一郎(ヤスイ・コウイチロウ) プロフィール

NHK報道局政経・国際番組部政治番組チーフ・プロデューサー。1980年埼玉県生まれ。2004年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、NHK入局。仙台局報道番組、報道局政治番組、報道局社会番組部、放送総局大型企画開発センターのディレクターを経て、2020年より現所属。戦後史や政治分野を中心に、主にNHKスペシャルなどの報道番組を制作。ディレクターとして制作した主な番組に、NHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像 ―政治の模索― 保守・二大潮流の系譜」(2015年)、同「証言ドキュメント 永田町・権力の興亡 “安倍一強” 実像に迫る」(2015年)、同「憲法と日本人~1949-64 知られざる攻防~」(2018年)、同「平成史スクープドキュメント “劇薬”が日本を変えた~秘録 小選挙区制導入~」(2018年)、同「渡辺恒雄 戦争と政治~戦後日本の自画像~」(2020年)など。プロデューサーとして制作した主な番組に、NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争~日中米英 知られざる攻防~」(2021年)、同「証言ドキュメント 永田町・権力の興亡 コロナ禍の首相交代劇」(2022年)などがある。著書に『吉田茂と岸信介 自民党・保守二大潮流の系譜』(2016年、岩波書店)、共著に『ウイルス大感染時代』(2017年、KADOKAWA)、『憲法と日本人 1949-64年 改憲をめぐる「15年」の攻防』(2020年、朝日新聞出版)。2022年度の拓殖大学客員教授も務める。