飲中八仙歌―杜甫と李白―

単行本
文芸一般
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作品カナ:インチュウハッセンカトホトリハク
紙書籍ISBN:978-4-10-356571-0
紙書籍ISBN:978-4-10-356571-0
傾国の時代、迷える杜甫を傑物にのし上げたのは、美酒と酔狂者たちだった!
悪政による貧困がはびこる唐の世、仕官を願う杜甫は、花形詩人の李白ら、憧れの酒豪と出会う。型破りな酒仙たちとの交流を通じ、杜甫は「国破れて山河在り」の境地に辿り着き、民のために皇帝に諫言することを決意する。不遇をかこちながらも志を貫いた大詩人の夜明けを活写する、中華烈伝エンターテインメント!
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千葉ともこ(チバ・トモコ) プロフィール

茨城県生まれ。筑波大学日本語・日本文化学類卒。二〇二〇年第二十七回松本清張賞を『震雷の人』で受賞して小説家デビュー。二作目の『戴天』で第十一回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。ほかの著作に『火輪の翼』がある。






















