南から聞こえる歌

単行本
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ミナミカラキコエルウタ
紙書籍ISBN:978-4-10-454109-6
紙書籍ISBN:978-4-10-454109-6
あのひとに出会って、はじめて知った。きれいなものが眠っていたことを。
灰のような雪が降りつづけ、異常が平常と化したような世界で、あのひとも忽然と消えた(「南へ」)。端から見れば私は「プロ彼女」としての成功者だ。しかし本当は、私ほどいまの生活を失うことを、破滅を待ち望むものはいないはずだ(「希望はいつも色がない」)。禍々しくも光射す6篇、これぞ短篇集にして最高峰。
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三浦しをん(ミウラ・シヲン) プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○(まる)』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、2018年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞、2019年に河合隼雄物語賞、2019年『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞。そのほかの小説に『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』など、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』など、多数の著書がある。

















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