近代絵画(新潮文庫)
新潮文庫
評論一般
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作品カナ:キンダイカイガシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-100705-2
紙書籍ISBN:978-4-10-100705-2
読める、わかる――21世紀の小林秀雄。
昭和27年50歳の暮、外国旅行に出た。パリに始まり、約半年、欧州を巡って絵を見た。モネやセザンヌ、彼ら一流画家たちの、意味深長の人間喜劇を見た……。他に「ゴッホの病気」など、昭和33年、56歳の10篇。
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小林秀雄(コバヤシ・ヒデオ) プロフィール
(1902-1983)東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。2002(平成14)年から2005年にかけて、新字体新かなづかい、脚注付きの全集『小林秀雄全作品』(全28集、別巻4 )が刊行された。