本所しぐれ町物語(新潮文庫)

藤沢周平/著
配信開始日: 2012/04/13
価格:660円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説
作品カナ:ホンジョシグレチョウモノガタリシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-124720-5
市井の人々の悲哀をつつみ、今日もしぐれ町は明け暮れる――。再会、借金、深情け。名匠が描くドラマに満ちた群像劇。
浮気に腹を立てて実家に帰ってしまった女房を連れ戻そうと思いながら、また別の女に走ってしまう小間物屋。大酒飲みの父親の借金を、身売りして返済しようとする十歳の娘。女房としっくりいかず、はかない望みを抱いて二十年ぶりに元の恋人に会うが、幻滅だけを感じてしまう油屋。一見平穏に暮らす人々の心に、起こっては消える小さな波紋、微妙な気持の揺れをしみじみ描く連作長編。

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藤沢周平(フジサワ・シュウヘイ) プロフィール

(1927-1997)山形県生れ。山形師範学校(現在の山形大学)卒。中学の教員、業界紙の記者を経て、1971年「溟い海」でオール讀物新人賞を受賞し作家デビュー。1973年「暗殺の年輪」で直木賞を、1986年『白き瓶』で吉川英治文学賞を、1989年、作家生活全体の功績に対して菊池寛賞を、1990年『市塵』で芸術選奨文部大臣賞を、1994年、朝日賞、東京都文化賞を受賞。1995年、紫綬褒章を受章。1997年、山形県県民栄誉賞を受賞、鶴岡市から「顕彰の記」が贈られた。2010年、「鶴岡市立藤沢周平記念館」が開館。

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