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ポール・オースター/著、 柴田元幸/訳
配信開始日: 2024/11/28
価格:7,150円(税込)
単行本
アメリカ文学
作品カナ:ヨンサンニイチ
紙書籍ISBN:978-4-10-521722-8
少年は何度も何度も成長し、少しずつ異なった4通りの人生をたどる。
もし、あの学校に入らなかったら、あの火事がなかったら、父親が事業に成功したら……。ファーガソン少年は小説の冒頭で4つのヴァージョンに分岐し、それぞれの人生を歩む。ドジャースLA移転、ケネディ暗殺、ベトナム反戦運動。50~70年代のアメリカを生きる若者の姿を並行世界的に描いた、ポール・オースターの作家人生の総決算となる大長篇。

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ポール・オースター(Auster,Paul) プロフィール

(1947-2024)1947年生れ。コロンビア大学卒業後、数年間各国を放浪する。1970年代は主に詩や評論、翻訳に創作意欲を注いできたが、1985年から1986年にかけて、『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の、いわゆる「ニューヨーク三部作」を発表。一躍現代アメリカ文学の旗手として脚光を浴びた。他の作品に『ムーン・パレス』『偶然の音楽』『リヴァイアサン』『ティンブクトゥ』『幻影の書』『ブルックリン・フォリーズ』『写字室の旅/闇の中の男』『冬の日誌/内面からの報告書』などがある。

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柴田元幸(シバタ・モトユキ) プロフィール

1954年、東京生れ。米文学者・東京大学名誉教授。翻訳家。アメリカ文学専攻。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、『ケンブリッジ・サーカス』『翻訳教室』など著書多数。文芸誌「Monkey」の責任編集を務める。

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