書評・エッセイ

2013年7月号掲載

猫漫画で和んでくださいな

――ろーずまりー『こはる日和 うちのおしゃべり4にゃんず』

ろーずまりー

対象書籍名:『こはる日和 うちのおしゃべり4にゃんず』
対象著者:ろーずまりー
対象書籍ISBN:978-4-10-334291-5

 こんにちは、ろーずまりー。です。
「ろーずまりー。」というのはハンドルネームでして、この名前で「こはる日和.」というブログを書いています。
 ブログを始めたのは二〇〇六年五月。正確には、その頃、多忙を極めた妹のkei(これもハンドルネーム)がやっていたのを引き継いだのです。「こはる日和.」ってタイトルつけたのは私でしたし、私が飼っている猫が主役のブログでしたので引き受けました。keiは私と一卵性双生児です。だから、二人で一緒にいるとうちの猫様たちも「どっちがろーず? どっちがkei?」と不思議そうな顔をしますよ。

 

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「うちの猫様たち」とは、今は、オスのこちび、メスのこうめ、ちまきの三匹です。ブログの名前にもなったメスのこはるは、昨年、九月一日に消化器系LGLリンパ腫という病気で永眠しました。一一歳でした。はっきり言ってデブでしたが、とびきりの美人さんで我が家では「大女優」と呼んでいました。私の勤務先のドアの前で行き倒れていた猫さんで、当時推定一歳。一時的に保護するつもりが、結局、我が家の猫さんとして迎えました。美猫なのにキレ・キャラで、迂闊に触るとガブッと噛まれるかシャキーンと爪攻撃かで流血します。でも、本当に可愛くて可愛くて……(あー、涙腺が緩む)。こはる以外のこちび、こうめ、ちまきも全員捨て猫でしたが、三匹は仔猫の頃からうちにいます。実は、「長崎猫の会.」の仲間と、地元の保健所に持ち込まれる猫を引き出して保護し、手分けして預かりながら里親を探すボランティアをしています。だから、飼い猫以外にも入れ代わり立ち代わり、老若男女の猫さんたちが我が家にはやってきます。
「こはる日和.」は、日々撮りためている猫さんたちの写真に、パソコンのソフトで文字をのせて漫画に仕立てて投稿しています。猫さんはとっても表情が豊かで、それぞれに個性があります。写真を眺めながら「多分、この子はこう言っているんだろうな」と想像しながら作るのは楽しいです。でも漫画なのでオチをつけなくちゃいけなくて頭をひねり、一回に二時間から二時間半ほどかかります。ほぼ毎日更新して、連日、投稿完了するのが深夜。これを三六五日続けるのは結構大変ですが、一番悲しいのは「話題になっている夜のドラマが見れない!」ことです(笑)。元来サービス精神の塊だと思っているので、ブログを見た方から「笑った」って言ってもらえるとそれだけで嬉しいです。誰だって人生を生きていくには本当に辛い事が多いから、パソコンの向こう側で顔も知らない誰かが私のブログを見て、くすっと笑える時間を少しでも過ごしてくれるのであれば、本当に嬉しいです。
 そして今回、ブログが本になりました。改めて過去から最近の写真を見直したので、しみじみしているところです。もし、見知らぬあなたがこの本を手に取ってくださって、同じようにくすっと笑える時間で和んでいただけるなら、何よりだと思います。

 (ろーずまりー ブログ管理人)

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