竹田津実(タケタヅ・ミノル)

竹田津実

1937年大分県生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。野生動物にあこがれて、1963年、北海道斜里郡小清水町農業共済組合・家畜診療所に獣医師として赴任。1991年に退職。1966年からキタキツネの生態調査を始め、1972年より傷ついた野生動物の保護、治療、リハビリに無償で取り組む。その傍らで、映画「キタキツネ物語」の企画・動物監督をはじめ、テレビの動物番組の監督などを手がけながら、写真家、エッセイストとしても活躍。2006年、著書『子ぎつねヘレンがのこしたもの』(偕成社)が「子ぎつねヘレン」として映画化された。主な著書に、写真集『恋文 ぼくときつねの物語』(アリス館)、『えぞ王国一写真北海道動物記―』(新潮社)、『オホーツクの十二か月』『キタキツネの十二か月』(共に福音館書店)、絵本『どうぶつさいばん ライオンのしごと』(共著、偕成社)、『野生からの伝言』(集英社)、『キタリス・ウーと森のお医者さん』(PHP研究所)など、写真集、エッセイ、絵本のテキストに多数の仕事がある。

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