星野智幸(ホシノ・トモユキ)
1965(昭和40)年、アメリカ・ロサンゼルス生れ。早稲田大学第一文学部卒業後、2年半の新聞社勤めを経て、2年間メキシコへ留学。1997(平成9)年『最後の吐息』で文藝賞、2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2015年『夜は終わらない』で読売文学賞、2018年『焔』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の作品に『在日ヲロシヤ人の悲劇』『虹とクロエの物語』『呪文』『だまされ屋さん』『植物忌』などがある。