川上未映子(カワカミ・ミエコ)

大阪府生れ。2008(平成20)年、『乳と卵』で芥川賞、2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、2010年、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、2013年、詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞をそれぞれ受賞。2019(令和元)年、『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞。『春のこわいもの』は海外でもベストセラーになる。『ヘヴン』の英訳は2022年、ブッカー国際賞最終候補に選出された。2023年、『すべて真夜中の恋人たち』が全米批評家協会賞最終ノミネート作品となる。2024年、『黄色い家』で読売文学賞を受賞。このほかにも村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著書多数。
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