石黒浩(イシグロ・ヒロシ)
1963(昭和38)年、滋賀県生れ。ロボット工学者。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻・特別教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長&ATRフェロー。知能ロボットと知覚情報基盤の研究開発を行い、次世代の情報・ロボット基盤の実現をめざす。人間酷似型ロボット研究の第一人者。2007(平成19)年、英Synectics社の「世界の100人の生きている天才」で日本人最高位の26位に選ばれる。2011年、大阪文化賞受賞。主な著書に『ロボットとは何か』『ロボットは涙を流すか』『人と芸術とアンドロイド』『“糞袋”の内と外』。哲学者・鷲田清一氏との共著に『生きるってなんやろか?』。