梓澤要(アズサワ・カナメ)

1953(昭和28)年静岡県生れ。明治大学文学部卒業。1993(平成5)年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する知的な洞察とドラマ性で、本格派の歴史作家として評価されてきた。執筆の傍ら、東洋大学大学院で仏教史を学ぶ。2017年、『荒仏師 運慶』で第23回中山義秀文学賞を受賞。著書に、『捨ててこそ空也』『万葉恋づくし』『光の王国 秀衡と西行』『越前宰相秀康』『阿修羅』『百枚の定家』『夏草ヶ原』『遊部』『橘三千代』『枝豆そら豆』『唐衣』『女にこそあれ次郎法師』等がある。
書籍一覧
関連記事
- 【書評・エッセイ】悲しみの連鎖を断ち切って(2021年6月号掲載) 大矢博子
- 【書評・エッセイ】『方丈記』作者の「魔」と「狂」(2019年4月号掲載) 島内景二
- 【書評・エッセイ】解かれた万葉恋歌の“謎”(2017年2月号掲載) 上野誠
- 【書評・エッセイ】永遠という仏(2016年6月号掲載) 島内景二
- 【書評・エッセイ】虚実のおもしろさ、仏教の核心(2013年9月号掲載) ひろさちや