須賀しのぶ(スガ・シノブ)

1972(昭和47)年、埼玉県生れ。上智大学で史学を専攻。1994(平成6)年、『惑星童話』でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞し、デビュー。近年は、近現代史をテーマにした大作を上梓し、読書界の注目を集めている。2012年、『芙蓉千里』三部作で、センス・オブ・ジェンダー大賞受賞。2016年、『革命前夜』で大藪春彦賞受賞。『また、桜の国で』で高校生直木賞を受賞した。他に、『神の棘』『紺碧の果てを見よ』『くれなゐの紐』『帝冠の恋』の他、野球を題材にした『ゲームセットにはまだ早い』『雲は湧き、光あふれて』『エースナンバー』『夏は終わらない』『夏の祈りは』『夏空白花』がある。
書籍一覧
関連記事
- 【書評・エッセイ】不寛容への抵抗(2020年6月号掲載) 須賀しのぶ
- 【書評・エッセイ】野球を愛する全ての人へ(2017年8月号掲載) 吉田伸子
- 【書評・エッセイ】ふたつの信念の物語(2015年8月号掲載) 大矢博子
- 【書評・エッセイ】反戦的でありながら同時に愛国的に(2015年1月号掲載) 池上冬樹