小金井喜美子(コガネイ・キミコ)

小金井喜美子

(1871-1956)明治3年11月29日、島根県津和野に生まれる。森鴎外の妹。明治6年上京。東京高等女学校卒業と同時に結婚。18歳のときに翻訳をはじめ、代表作に「皮一重」「浴泉記」「名誉夫人」などがある。鴎外が中心となった文芸誌「しがらみ草紙」「めさまし草」「スバル」、与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌誌「冬柏」などに参加し、小説やエッセイも書いた。研究者の夫に尽くし、二男二女の子育てにおわれつつも、生涯にわたり文学を愛し和歌を詠んだ。星新一の祖母。昭和31年1月26日永眠。(明治3年は旧暦だったため、誕生日は西暦では1871年1月19日。戸籍上の名前はキミ)

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