シャーウッド・アンダーソン(Anderson,Sherwood)

シャーウッド・アンダーソン

(1876-1941)アメリカ・オハイオ州生れ。貧しい家庭に生れたが、米西戦争に従軍したことをきっかけにシカゴに出て、広告代理店に職を得た。そののち故郷で事業を興すも、突然妻子を棄てて著述に専念し、自伝的な『おおぼら吹きのマクファーソンの息子』やペンシルヴァニアの炭鉱地帯を主題とした『行進する人たち』、代表作『ワインズバーグ、オハイオ』を著す。アメリカ文学では19世紀の土着的作風とヘミングウェイやフォークナーなどのモダニズムの橋渡しをなした重要作家と見做される。

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