内藤礼(ナイトウ・レイ)
1961年広島生まれ。1985年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。1991年佐賀町エキジビット・スペースで「地上にひとつの場所を」を発表。同作品は1997年に第47回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展の日本館においても展示された。主な個展に、「Being Called」(カルメル会修道院、フランクフルト、1997年)、「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」(神奈川県立近代美術館 鎌倉、2009年)、「信の感情」(東京都庭園美術館、2014年)、「TWO LIVES」(テルアビブ美術館、2017年)、「明るい地上には あなたの姿が見える」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2018年)。パーマネント作品に、「このことを」(家プロジェクト きんざ、ベネッセアートサイト直島2001年)、「母型」(豊島美術館2010年)。作品集に、『内藤礼|1985-2015祝福』(millegraph)がある。