きまぐれ遊歩道(新潮文庫)
新潮文庫
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:キマグレユウホドウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-109848-7
紙書籍ISBN:978-4-10-109848-7
「疑うことは美徳である」と考える著者の、創作の秘密がかいま見られるカルチャーエッセイ集。
空想は、ぽかりとは出てこない。空想を生みだすものは、まず関心。好奇心をもって、ものを見ること。悪魔を題材に話を作り、音楽や酒について語り、昔の東京を懐かしんだ後に、ネパール銀座に思いをはせる。好奇心のおもむくまま奔放に広がる一話一話が、意外性に満ちた新発見をもたらす。「疑うことは美徳である」と考える著者の創作の秘密がかいま見られるカルチャーエッセイ集。
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星新一(ホシ・シンイチ) プロフィール
(1926-1997)東京生れ。東京大学農学部卒。1957(昭和32)年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参画し、ショートショートという分野を開拓した。1001編を超す作品を生み出したSF作家の第一人者。SF以外にも父・星一や祖父・小金井良精とその時代を描いた伝記文学などを執筆している。著書に『ボッコちゃん』『悪魔のいる天国』『マイ国家』『ノックの音が』など多数。