編集者の仕事―本の魂は細部に宿る―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヘンシュウシャノシゴトホンノタマシイハサイブニヤドルシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610371-1
紙書籍ISBN:978-4-10-610371-1
「いい本」はどこが違うのか。四十余年の経験から語り尽くす「紙の本」の魅力。
本の良し悪しは、読まなくても分かる。なぜなら「いい本」には、オビから奥付まで随所に工夫が凝らされているから――。「1頁が存在しないのはなぜか」「目次と索引こそ技量が問われる」「余白の意味」「明朝体の美しさ」「本文紙は白ではない」など、数々の名著を手がけた編集歴四十余年のベテランが、本づくりについて縦横に語る。“電子書籍元年”と言われる今こそ伝えたい、昔ながらの「紙の本」の知られざる魅力!
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柴田光滋(シバタ・コウジ) プロフィール
1944(昭和19)年東京都生まれ。編集者。早稲田大学第一法学部卒業。1968年から40年間にわたり新潮社に勤務。吉田健一、安部公房、丸谷才一、辻邦生など、多くの文学者を担当するかたわら、飲食関連の書籍も手掛けてきた。著作に『ワインをめぐる小さな冒険』。