知らざあ言って聞かせやしょう―心に響く歌舞伎の名せりふ―(新潮新書)

赤坂治績/著
配信開始日: 2012/04/27
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般
作品カナ:シラザアイッテキカセヤショウココロニヒビクカブキノメイセリフシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610024-6
歌舞伎から生まれたあの言葉、この名文句。
歌舞伎の神髄は「名せりふ」にあり――。かつて歌舞伎は娯楽の中心であり、今に残る「名せりふ」は、歌舞伎を支え続けた庶民が培ってきた、日本の文化の結晶に他ならない。近松門左衛門から、鶴屋南北、河竹黙阿弥まで。忘れられかけた日本人の心が詰まった極め付き、四十一の名せりふ。「せりふ」が分かると、歌舞伎がより楽しくなる。巻末に「歌舞伎の台本とせりふ」の概説を付け、せりふから入る歌舞伎の入門書としても役立つ一冊。

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赤坂治績(アカサカ・チセキ) プロフィール

1944(昭和19)年山梨県生まれ。江戸文化研究家・演劇評論家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。新聞・雑誌に執筆、テレビ・ラジオヘの出演や、文化・教養講座の講師も務める。著書に『知らざあ言って聞かせやしょう―心に響く歌舞伎の名せりふ―』『江戸っ子と助六』『江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記』(以上、新潮新書)、『浮世絵で読む、江戸の四季とならわし』(NHK出版新書)、『江戸時代 武家政治vs.庶民文化』(朝日新聞出版)、『完全版 広重の富士』(集英社新書ヴィジュアル版)などがある。

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