安楽死のできる国(新潮新書)

三井美奈/著
配信開始日: 2011/11/25
価格:660円(税込)
新潮新書
ノンフィクション一般 社会
作品カナ:アンラクシノデキルクニシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610025-3
安らかに往きたい。「死の自決権」がもたらした希望、尊厳、そして試練――先進国オランダの現在。
大麻・売春・同性結婚と同じく、安楽死が認められる国オランダ。わずか30年で実現された世界唯一の合法安楽死は、回復の見込みのない患者にとって、いまや当然かつ正当な権利となった。しかし、末期患者の尊厳を守り、苦痛から解放するその選択肢は、一方で人々に「間引き」「姥捨て」「自殺」という、古くて新しい生死の線引きについて問いかける――。「最期の自由」をめぐる、最先端の現実とは。

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三井美奈(ミツイ・ミナ) プロフィール

1967(昭和42)年、奈良県生まれ。読売新聞記者、一橋大学社会学部卒。ブリュッセル支局員、エルサレム支局長、ハーバード大学日米関係プログラム客員研究員などを経て、2011~15年パリ支局長。著書に『安楽死のできる国』『イスラエル―ユダヤパワーの源泉―』。

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