下天を謀る(下)(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
作品カナ:ゲテンヲハカル02シンチョウブンコ
シリーズ名: 下天を謀る
紙書籍ISBN:978-4-10-130526-4
シリーズ名: 下天を謀る
紙書籍ISBN:978-4-10-130526-4
豊臣の血は根絶やしにせよ――。天下を徳川の手に! 戦国最強の武将・藤堂高虎は運命の関ヶ原に挑む。
石田三成らの讒言により豊臣家から疎まれた藤堂高虎は、家康の人柄に魅了され徳川家に接近。類い稀なる諜報能力を駆使して、家康の危機を救うこととなる。そして訪れた太閤秀吉の死。高虎は外様でありながらいち早く旗幟を鮮明にして東軍に付き、雌雄を決する合戦に挑む。その唯一の望みは民が平和に暮らせる世──。激動の時代を怜悧な判断力で巧みに生き抜いた男の人生を描く。
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安部龍太郎(アベ・リュウタロウ) プロフィール
1955(昭和30)年、福岡生れ。久留米高専卒。図書館勤務等を経て小説家に。1990(平成2)年、日本全史を網羅した短編集『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、2013年『等伯』で直木賞を受賞。他の著書に『名将の法則』『生きて候』『天下布武』『恋七夜』『下天を謀る』『蒼き信長』『レオン氏郷』『義貞の旗』『おんなの城』などがある。