キヤノンとカネボウ(新潮新書)
新潮新書
社会
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作品カナ:キヤノンとカネボウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610153-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610153-3
なぜ明暗を分けたのか。カネボウに23年、キヤノンに10年。内側から見た企業文化。
戦前、日本最大の民間複合企業として君臨し、その後凋落していったカネボウ。町工場から出発して日本を代表する企業に成長、経団連会長まで出したキヤノン。「感性」で勝負する文系企業と、「知性」による研究開発で発展してきた理系企業。全く対照的な両社に勤めたサラリーマンが、「内側から見た企業文化」を描き出す。繊維業界の風習や、発展の原動力となった「キヤノンの常識」など、貴重な証言も満載。
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横田好太郎(ヨコタ・コウタロウ) プロフィール
1948(昭和23)年東京生まれ。早稲田大学卒。1972年にカネボウに入社。化粧品部門、繊維部門などで主としてマーケティングを担当。1995年にカネボウを退社し、キヤノンに入社。2006年現在、キヤノン株式会社の下丸子本社に在職。