大江戸曲者列伝―幕末の巻―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
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作品カナ:オオエドクセモノレツデン02バクマツノマキシンチョウシンショ
シリーズ名: 大江戸曲者列伝
紙書籍ISBN:978-4-10-610156-4
シリーズ名: 大江戸曲者列伝
紙書籍ISBN:978-4-10-610156-4
天皇、将軍、火消し、スパイ、尊王、佐幕、開国、攘夷。天上天下右往左往、歴史はドタバタで作られる。
ペリーに抱きついたマジメ学者、アメリカ女性にもてた少年通訳、先祖の悪名が気になる大名、殺しを愛した勤王家、机上作戦では必勝の指揮官、銃弾に散った旗本、クリカラモンモンの歩兵差図役……など三十八人。歴史変動は万人が避けられぬ巨大災害だ。切羽詰まった現場のナリフリ構わぬ姿にこそ人の器が出る。いかに土壇場を切り抜けたか、あるいは切り抜け損なったか。目が離せない幕末ドタバタ人物誌。
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野口武彦(ノグチ・タケヒコ) プロフィール
1937(昭和12)年東京生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を退官後、著述に専念する。日本文学・日本思想史専攻。著書に『大江戸曲者列伝』『幕末バトル・ロワイヤル』『幕末気分』『幕府歩兵隊』など。